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「地球のためにできること」 西東京アースデイに4600人

By in みどり-環境, 交流・共生 on 2019年6月6日

チラシ(クリックで拡大)

 「地球のためにできること、みんなのくらしが未来を変える」をテーマに「アースデイ西東京2019」が5月26日、西東京いこいの森公園で開催された。昨年よりも多い約4600人が店舗やイベントを楽しんだ。公園内でこの日、市主催の環境フェスティバルも開催された。

 

 

真夏日になる

 

 アースデイは、1970年に「地球のことを考える日」としてはじまり、今では世界70カ国で開催されている。西東京でも15回目を迎えた。「アースデイフェア in 西東京実行員会」が主催した。

 

道の両側に店舗が並んだ

 

 真夏日とあって熱中症や事故が心配されたが、午前10時の開始前には人が並び始め、約30の店舗も大慌てで最後の準備を急いだ。

 会場入り口には竹を四角に組んだ会場案内が立てられた。竹を使うのは初めてだが、「やわらかい感じがするね」と好評だった。入ってすぐ左側には電気自動車を展示。歩行者道路・ランニングコースに沿って両側に店が並んだ。店は樹木の陰になっており、日差しを防いだ。ときおり風が涼しさを運んだ。

 

竹製の会場案内が好評

 

販売の場にも交流の場にも

 

 松ぼっくりのアクセサリー、麦わら・ドングリ細工、搾油体験、ろうそくづくりのコーナーには、子どもたちが集まり、「これ、どうやるの? 自分でつくれるの?」とお店の人を囲んだ。ソーラーライトの販売、モンゴル岩塩の販売、針金でつくる三輪車やホーキブローチの制作、原発反対の祝島の特産品販売、再生可能エネルギーの展示や大気汚染・放射能の測定、都市計画道路を考える展示、廃食油やエコキャップの回収なども店を連ねた。

 

ろうそくづくり

野菜市

 

 野菜をじっくり煮込んだオーガニックカレーの匂いが漂い、手づくりビールがのどの渇きをいやす。産直野菜や果物、酵母パン、スリランカ紅茶の販売もあり、お昼時にはにぎわった。いろんなものを買いこみながら、地域の活動、環境や働き方、自治会・町内会のこと、環境やエネルギーのことなど、そこかしこで話し込む人も多く、販売にも交流の場にもなっているのが、アースデイの特徴だ。

 広報チラシで「マイカップ、マイお箸、マイスプーンを持ってきてくね!」との呼びかけに応えて持ってきた人もいたが、「なかなか使う機会がなかった」との声もあった。
 古谷健太事務局長は「そういう声を大切に、次は力を入れたいい」と話している。

 「子どもたちに学ぶ機会を提供したい」と開かれている無料学習塾、「元気なうちのつながりを大切にし広げたい」と広報誌を始めた団体や「子供服の交換市を通じてしあわせをシェアしたい」という女性たち。武蔵野に自生していた紫草の展示、リサイクル・リユースの茶碗や陶器の食器市もあった。

 パークセンター内では、大気汚染測定や終活相談、紫草栽培コーナーもあった。

 

綱引きや韓国古典舞踏も

 

炎天下の綱引き

 

 子ども広場では、エコエネルギーで電車が走り、紙芝居もある。景品つきスタンプラリーも企画した。綱引きもあった。炎天下で子どもも大人も汗をかきながら、力をこめて綱を引く。勝ち負けよりも、一緒に力を合わせるのが楽しそうだ。

 

みんなで歌う

韓国古典舞踊の舞

 

 原っぱステージでは、テクノフォーク、弾き語り、シンガ―ソングライター、中年バンド、歌謡バンドやエネルギッシュなベリーダンス、優美な韓国古典舞踊などが代わる代わる歌や踊りを披露。手拍子や拍手がおこった。お昼前には、参加団体の紹介もあった。

 

市民ボランテイアの底力

 

 アースデイは昨年12月に若い加藤泰氏を実行委員長に選んだ。何回も会議を開き準備してきた。アースデイ前日には、市民ボランティアが各公民館などから机・椅子・ボードを運び、本部テントも建てて臨んだ。備品運搬中は汗もぬぐえず、しかも真夏日とあって「思う以上に疲れた」といいながら、みんなが力をだした。店の割り振りや指示札もそろえた。当日も朝7時過ぎから準備をはじめ、終わった後の片付けにも力を発揮した。

 

後片付けにがんばる市民ボランテイア

 

 閉会式で加藤委員長は「地球環境をもう一度、自分の足元から見つめなおす機会にしたい。未来につなげる準備をみんなと一緒にしていきたい」とあいさつ。古谷事務局長は、「晴れだぁと喜んだが、真夏日。さいわい熱中症も事故もなく無事に終わった。みんなで盛り上げてきた力を次につなげたい」と結んだ。
(川地素睿)(写真:筆者提供)

 

【関連リンク】
・アースデイ2019 in西東京(facebook

 

【筆者略歴】
 川地素睿(かわじ・もとえ)
 高知県出身。東久留米市在住20年。法律事務所、旅行業を経てNPO法人に参加する。もうすぐ地域に帰ってくる団塊世代。高齢者も含めた多世代が関わるまちづくりに関心がある。

 

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One thought on “「地球のためにできること」 西東京アースデイに4600人

  1. 中川航一
    1

    素晴らしい取材、感動しました。

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