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テイクアウトで地元飲食店を支援しよう 「西東京まちめし」プロジェクト始まる

投稿者: カテゴリー: 新型コロナウイルス オン 2020年4月10日

「西東京まちめし」プロジェクトのちらし(クリックで拡大)

 近所の飲食店から料理をテイクアウト(持ち帰り)して、地元の味を自宅で楽しみながら、頑張っているお店を支えよう-。西東京市で市民と飲食店が連携する「西東京まちめし」プロジェクトが始まった。4月9日に公開されたアプリケーションは、店側も手軽に登録でき、注文する人も写真付きのメニューから好みの店や料理を簡単に選べる仕組み。SNSを通して食べる人と作る人を結び、コロナショックを吹き飛ばそうという地域ならではの試みだ。

 新型コロナウイルスの影響は、地域の飲食店を直撃した。売上げ激減の食堂やレストランも少なくない。こんな窮状を打開しようと、田無駅直近にオープンしたばかりの駅前情報発信拠点「まちテナ西東京」のスタッフが話し合い、SNSのハッシュタグ(# 西東京まちめし)とスマホのアプリを複合した情報発信スタイルを考えた。

 

「#西東京まちめし」プロジェクトのページ(クリックで拡大)

 

 アプリをスマホに組み込むと簡単に使える。パソコンで「西東京まちめし」ページにアクセスしてもお店の情報がすぐ分かる。

 テイクアウト店舗一覧には10日午後9時現在、29店が掲載されている。メニューは弁当のほか、ハンバーガーやスイーツ、カレー、丼なども揃う。料理写真をクリックすると、店の住所、電話番号、営業時間、地図が表示され、メッセージが読める。その上、店のホームページを表示してもっと詳しい情報も入手出来る。

 

お店一覧のスマホ画面

 

 テイクアウトした料理を食べたあとは、ハッシュタグを付けてSNSで発信する。そういう料理やお店の情報が広まると、地元飲食店の支援につながる。店側が料理情報などを登録すると、テイクアウトのショップ地図が出来上がる。ネット時代の心強い応援ネットワークになる…。

 このプロジェクトに登録した和食店「御膳茶屋」の嶋崎泰正さんは田無駅前の専門店街アスタで店を開いている。「いやあ、売上げは6割減です。常連のお客さまにきていただいて、なんとか頑張っています」と新型コロナウイルスの影響を語る。今回のプロジェクトには、「まちテナ」のスタッフに勧められて8種類の弁当を掲載した。「若い人たちの動きはすばらしいですね。発想力と実行力、それにスピード感もある。勇気をもらえました」と感謝していた。

 売上げ減で悩む地元の飲食店を応援しようと、テイクアウトに的を絞った企画は3月から各地で始まっている。大分県別府市の「# 別府エール飯」や東村山市の「# 東村山エール飯」の例があり、弁当を取り上げた小平市のアプリ「KODAIRA BENTO MAP」も起ち上がった。「まちテナ西東京」のスタッフは先行例に学びつつ「西東京まちめし」プロジェクトを進めた。

 スタッフの一人で、デザイナーでもある中村晋也さんは「みなさんの投稿や情報入力でこのアプリはどんどんパワーアップし、お店の応援につながります。支えあえた関係は、コロナの後にきっと素敵な絆になっているはずです。地元のかわらない風景を守るためにも、ぜひご協力ください」と多くの市民に呼び掛けている。
(北嶋孝)

 

【関連情報】
・「#西東京まちめし」プロジェクト(glide
・まちテナ西東京(HP

 

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