NCNP病院がコロナ専用病棟を設置 感染患者増加に対応

投稿者: カテゴリー: 新型コロナウイルス健康・福祉 オン 2020年8月14日

小平市にあるNCNP病院

 小平市の国立精神・神経医療研究センター病院(NCNP病院、中込和幸院長)は8月12日、新型コロナウィルス感染症患者の増加に対応するため、一般病棟とは別棟に感染患者を受け入れるための病床を整備した、と発表した。

 発表によると、東京都などの行政の要請に応じるとともに、NCNP病院の専門治療を受ける患者も安心して入院できるよう病院の運営体制を見直した。感染患者向けの病棟を用意することで一般の入院患者との動線を分離し、より安心・安全な療養環境を確保する。

 

 5月に近くの病院で精神疾患を持つ患者と職員に新型コロナウイルスの集団感染が発生したことから、NCNP病院は東京都からの要請を受けて6月10日から感染患者の専用病棟を1棟設けて感染患者を受け入れた。患者らは7月21日までに全員、無事退院した。

 NCNP病院は、精神疾患、神経疾患、筋疾患、発達障害に対応する国立研究開発法人。高度専門医療研究センターとして、精神・神経疾患の臨床研究を進める中核的役割を担っている。
(片岡義博)

 

【関連情報】
・患者様に安心して入院していただくための病棟体制の整備について(NCNP病院

 

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