ほころぶ紅梅【Photo歳時記】
3連休最後の日の午後、西東京いこいの森公園に出掛けた。園内の梅はほとんどが小さなつぼみ状態。わずかな枝先に紅い花がほころび、ときに花びらが一、二輪見えるだけ。剪定で切り落とされた痕が生々しい。このところ晴天が続いても、梅の木にとってはまだ冬。春はもう少し先らしい。
梅の木は、原っぱ広場の北東、あずまや周辺にある。枝が刈り込まれ、梅のつぼみもほとんど目に入らない。紅梅が一、二輪、梢に小さな花を付けているだけだった。しかし梅は生長が早い。花の盛りは駆け足でやって来る。
公園入口にあるカンザクラのつぼみも固く、冬枯れの木々が目立った。管理棟付近に、振り袖姿の若い女性が集まっている。えり元の真っ白なショールが引き立ち、ここだけ華やかな雰囲気に包まれていた。そうか。11日は成人の日。春は一足先に来ていた。
(北嶋孝)
【関連情報】
・西東京いこいの森公園(西東京の公園・パートナーズ)
Latest posts by 北嶋孝 (see all)
- 情報欄も4月以降の更新停止 - 2024年3月24日
- 『北多摩戦後クロニクル』3月19日発売 「ひばりタイムス」連載記事を書籍化 - 2024年3月8日
- 東京新聞が「ひばりタイムスの10年」紹介 メディアに掲載されたひばりタイムスの活動は… - 2024年2月27日
(Visited 448 times, 1 visits today)