落合川沿いをチャリティーラン 東久留米出身の女性が国際協力NGO企画に取り組む 3月5日実施に向け参加者募集

投稿者: カテゴリー: 暮らし健康・福祉 オン 2023年1月18日

「走ろう。自分のために。誰かのために。」をスローガンに3月5日(日)午後、東久留米市を流れる落合川沿いの遊歩道をメインコースとするチャリティーラン(ホワイトリボンラン)が行われる。2016年から全国各地で開かれ、東久留米での開催は今回が初めて。参加申し込みの締め切りは1月31日。

ちらし

ホワイトリボンランのチラシ(クリックで拡大)

 主催するのは、女性が自らの意思で自分の人生を選択できる世界の実現をめざしている国際協力NGO・JOISEF(ジョイセフ=公益財団法人、1968年設立)。チャリティーランは3月8日の国際女性デーへの関心を高める狙いもある。7年前の2016年から始まり、今年は3月4日、5日の2日間、全国約50カ所(昨年12月末現在)で実施する。

 ホワイトリボンランと銘打っているのは、ホワイトリボンが女性の健康を守り、そのための権利を伝える国際的なシンボルだから。参加者は、所定のコースを「RUN TO EMPOWER WOMEN」と印刷された白いTシャツを着て走る。参加資格は問わないので、年齢、性別に関係なく誰でも参加できる。タイムは競わないし、記録も残らない。

 参加費は今回、必要経費を除いた全額が、10代の女性の予期せぬ妊娠の割合が高い西アフリカ・ガーナ共和国イースタン州の若者支援活動に寄付される。

 日ごろ健康維持のためジョギングやウォーキングをしている人たちだけでなく体力に自信のない人たち、社会活動にお金を寄付したい、ボランティアとして参加したいと思っている人たちにはおススメのチャリティーイベントと言える。

落合博美さん

助産師として勤務中の落合博美さん(クリックで拡大)

 コース設定をはじめチャリティーランの諸事万端を取り仕切っているのが、落合博美さん(26)。東久留米で生まれ育ち、子供のころ落合川の水辺で無心に遊んだ落合さんは、母・志藤美和さん(57)が国境なき医師団などの支援活動をしていたこともあって、大人になったら医療や国際支援事業に関係する仕事に就きたいと思っていた。

 大学では看護学を学び、看護師と助産師の資格を取得。現在、病院で助産師として働いている。この間、長崎大学熱帯医学研究所で熱帯地域の感染症や疾病などの研鑽を積み、東アフリカ・タンザニア連合共和国の病院で助産師ボランティアとして実際に医療に従事した経験もある。

 タンザニアでは、医療施設や器具の不足、地域に根差した文化による影響などから、安全・安心な医療を提供できない現実に衝撃を受けた。保健指導などを通じて「お金や医療施設や器具の援助に加え、その土地の医療をその土地の人たちが継続して担えるようにするために支援することが重要だ」ということを改めて実感した。今回のプロジェクトには、ピア・エデュケーターという現地の若者への研修なども活動として含まれている。

 

タンザニアの病院

タンザニア連合共和国の病院で(写真は落合さん提供)

 

 こうした経験が、ジョイセフの活動を知り活動に参加したいと思っていた落合さんの背中を押した。落合さんは現在、神奈川県平塚市に住んでいるが、チャリティーランをすると決意した時、コースの設定ですぐに頭に浮かんだのが子供のころから慣れ親しんできた落合川だった。

 「東久留米の魅力を伝えながら、気持ちよく走れるコースはどこだろう」と考えた時、昔からよく走っている落合川が浮かんだ。運営も東久留米でのチャリティーランも初めてづくしだが、安全に開催できるよう協力者たちとの意見交換に余念がない。

 

ランコース地図

ランニングコースの地図(クリックで拡大)

ラン&ウォークコース地図

ラン&ウォークコースの地図(クリックで拡大)

 

 落合さんが練り上げたランコースとウォーク&ランコースは、落合川沿いに氷川神社と南沢水辺公園も走り抜ける魅力あるコース設定になっている。

 落合川沿いに点在する南沢湧水群は「平成の名水百選」(2008年、環境省選定)に東京都で唯一選ばれた、日量約1万トンの湧出量を誇る東久留米市民の宝。参加者は、コースの遊歩道から湧水を集めて流れる清流・落合川を見ながら走ることができる。水辺では、常連のキセキレイ、カワセミ、コサギ、カルガモなどの留鳥に加え、チャリティーランの日は渡り鳥のヒドリガモ、オナガガモもまだ見られるかも。

ホワイトリボンランちらし

ホワイトリボンランちらし(クリックで拡大)

 チャリティーランの参加申し込みの締め切りは1月31日。すでに参加申し込みや問い合わせが寄せられている。チャリティーランを成功させるため、案内、誘導、事故防止などのための要員のボランティアも募集している。

 募集人員は50人。約6㎞のランコースと約2.5㎞のウォーク&ランコースがある。西武池袋線鉄橋の下流にある不動橋広場(東久留米市新川町1-17)がスタート&ゴール。受付は12:45~13:15、説明&準備体操が13:15~13:30。スタートが13:30で終了&解散は概ね15:00を予定。
 参加費は大人(25歳以上)4800円、中学生以上~24歳 3000円。安全対策上、高校生以下の参加者は必ず保護者の付き添いが必要。

 最後に、落合さんからの一言。「ここまで来るのに多くのみなさんからのアドバイスや支援がありました。小学校の友人のお母さん、快くチラシを置かせてくれたカフェやジム、警察や市役所、落合川などの自然保護活動をしている個人・団体、そして一緒に拠点運営をしてくれている母、こうしたみなさんの期待に応えられるように楽しく安全なイベントにしたいと思っています」。
(鈴木信幸)

 

【問合せ先】
 東久留米湧水チャリティーラン実行委員会
 落合博美(旧姓 志藤)070-5376-4113 email:hiro3_410@yahoo.co.jp 、志藤美和 080ー7020ー2984

 

【関連情報】
・「ホワイトリボン2023」実施要項と参加申し込み(国際協力NGOジョイセフ・JOICFP
・ホワイトリボンラン東久留米拠点(Instagram

 

 

鈴木信幸
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