西東京市民まつりに19万6000人 いこいの森公園に過去最高の人出
第16回西東京市民まつりが、[2016年]11月12日(土)と13日(日)の2日間、西東京いこいの森公園(市内緑町)で開かれた。両日とも晴天に恵まれ、過去最高の約19万6000人(実行委員会発表)が集まった。13日昼過ぎには飲食・物販などの模擬店で完売店が続出した。
会場の出店エリアには、地元の料理店や企業など170店が軒を連ね、焼きそばやお好み焼き、豚汁、生ビールなどが並び、順番を待つ人などで埋め尽くされた。また、姉妹都市・友好都市の福島県下郷町や千葉県勝浦市などの参加もあり、特産の農産物などを手にとる人も多かった。
農業コーナーには、JA東京みらいが参加。白菜・大根、人参などの野菜で作った恒例の「宝船」が展示され、無料で配布される「宝分け」には長い列ができた。
野外ステージでは、ダンスや吹奏楽の演奏などの他、西東京市出身、リオデジャネイロオリンピックに出場し、団体4位の成績を残した女子体操日本代表の宮川紗江選手が登場。選手村でのようすやリオにも持参したという、必需品のストレッチグッズの紹介などもした。
13日10時30分からは、西武池袋線ひばりヶ丘駅南口からいこいの森公園まで、警視庁音楽隊などによる長い列のパレードが行われ、沿道からは歓声があがった。
市民まつり実行委員会の内橋勝利委員長は、「多くの方に来場いただき本当に嬉しいです。怪我や急な病気に対応するため、救護所を設置し、災害がおきたときの避難ルートも会場内に確保しています。毎回時間をかけて準備しているので大変ですが、みなさんの笑顔をみると幸せになります」と話していた。
(柿本珠枝)
【関連情報】
・第16回西東京市民まつりを開催します!(西東京市Web)
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