西東京いこいの森公園がスタート・ゴール地点 TOKYOウォーク2016
東京の魅力あふれるエリアをウォーキングしながら、スポーツ振興を図る「TOKYOウォーク2016」の第5回大会が11月26日、西東京市、東久留米市エリアで開催された。都内各所から3905人(東京都発表)が集まり、西東京いこいの森公園をスタート・ゴール地点として、武蔵野の歴史と自然を堪能した。 (写真は、23区から参加した小学1年生)
TOKYOウォークは、東京都と公益財団法人東京都スポーツ文化事業団、一般社団法人日本ウォーキング協会が共催するイベント。都民のスポーツ実施率を主要国トップレベルの70%にしようと2009年から実施しており、今年で8回目。毎年5大会行っている。
コースは、西東京市の東伏見稲荷神社や下野谷 遺跡公園、多摩六都科学館、東村山市、清瀬市などを巡るAコース(23㎞)、「平成の名水百選」のひとつに選ばれた東久留米市の南沢湧水地などを散策するBコース(14㎞)、西東京市郷土資料室や西原自然公園を歩くCコース(7㎞)。他にも、名所旧跡などガイドと一緒に歩くガイドウォークコース(6㎞)、こどもとウォークコース(3㎞)の5コース。
26日9時に先発隊のAコースがスタート。家族連れや友人同士のグループは、木々が色づく秋晴れの下、いこいの森公園からコースを巡った。公園の特設ゲートを潜り抜けゴールした参加者には、全5大会完歩すると大会記念の金メダル、4大会完歩で銀メダル、3大会で銅メダルが贈呈された。
参加者は「田無神社や西原自然公園など、すがすがしくてよかった。またこういう企画があったら参加したい」などと話していた。
東京都オリンピック・パラリンピック準備局スポーツ推進部事業推進課の江黒聡統括課長代理は「西東京市は健康推進都市としてスポーツにも力を入れているので、コース拠点に選ばせてもらいました。多くの方にご参加いただけてよかった」と話していた。
同じ会場内には西東京市が、市内産農産物などを出品販売するマルシェなども開催。両手に袋を下げ帰宅する来場者が多く見られた。
(柿本珠枝)
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