Print This Post Print This Post

10万本の花菖蒲咲く 東村山菖蒲祭りは6月17日まで

By in みどり-環境, 楽しむ on 2018年6月14日

花菖蒲には雨が似合う

 アニメ映画「 となりのトトロ」のモデルになった八国山の麓、東村山市の北山公園で今月2日から「菖蒲祭り」が開かれている。約8000株、10万本の花菖蒲が約6400㎡の公園に広がり、青紫や白い花弁を開いている。菖蒲祭りは6月17日まで。

 

源氏蛍という花もある

 

 北山公園は「新東京百景」にも選ばれている。不動産会社の開発に対して自然保護の立場から市が不動産業者から買い戻すなどして用地を確保した。1976年に北山公園を設置。1989年に菖蒲祭りを始め、今年30回目を迎えた。花菖蒲の種類は日本で1000種と言われ、そのうちの300種がここで咲く。

 期間中には花摘み娘の「花がら摘み」やお囃子の演武もおこなわれた。昨年は約9万3000人が来園。今年は気候のせいもあり、早めに花弁が開いたが、ほぼ同じぐらいの来園者を予定。公園入口には案内所があり、焼きそばやお土産を売るテントも並ぶ。今年から俳句コンク―ルも始まった。

 

門構えも重厚な正福寺

 

 東村山駅西口から会場まで歩いて約20分。駅で会場案内図もくれる。菖蒲祭りの旗が道路沿いに立っているので、迷わなくてすむ。公園の近くには室町時代に建てられた国宝建造物の正福寺地蔵堂もある。

 

整備されている散歩道

 

 園内には木の架け橋や東屋があり、水の中で花菖蒲がゆったりと花弁を開く。降り始めた雨粒が大きな花弁を色鮮やかに染め上げる。千鳥、錦木、天守閣、紫頭巾、白山吹、深窓佳人など花の名前も江戸風だ。残念なのは江戸系の花は雨が降るとその重みで花が折れることもある。新しい花を咲かすために早朝から花を摘み、保護にも力をいれる。
(川地素睿)(写真は筆者提供)

 

【関連リンク】
・第30回東村山菖蒲まつり(東村山市

 

【筆者略歴】
 川地素睿(かわじ・もとえ)
 高知県出身。東久留米市在住20年。法律事務所、旅行業を経てNPO法人に参加する。もうすぐ地域に帰ってくる団塊世代。高齢者も含めた多世代が関わるまちづくりに関心がある。

 

(Visited 48 times, 1 visits today)

Comments are closed.