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「あるこ」で歩こう 西東京市の健康アプリが人気

投稿者: カテゴリー: 市政健康・福祉 オン 2021年9月6日
あるこのトップ画面

「あるこ」のトップ画面(市提供)(クリックで拡大)

 西東京市が「身近な生活のなかでできる健康づくり」として昨年スタートさせた健康ポイントアプリ「あるこ」が、順調に登録者を増やし、3000人に迫っている。歩数や体重記録、エクササイズの動画体験などでポイントが貯まるほか、毎月抽選でAmazonのギフト券が当たったり、課題を達成して地域の協賛企業からのプレゼントなどがもらえたりするお楽しみもある。この秋には、「あるこ」を利用したイベントも予定されており、さらに登録者は増えそうだ。

 

市内、町内の歩数ランキングも

 

 「あるこ」はスマートフォンアプリ「グッピーヘルスケア」内に設けられた西東京市オリジナルのアプリツール。ポイントが貯まるコンテンツは16種類以上あり、すべて無料(通信料別途)で利用できる。たとえば、「アプリを開く」「体重を記録する」「エクササイズ動画視聴」「西東京しゃきしゃき体操(動画)再生」で各10ポイント、歩数では1日で「2000歩」「5000歩」「8000歩」の達成ごとに10ポイント、「健康診断・人間ドックの記録」で300ポイントなどが貯められる。

 エクササイズ動画は970種類以上あり、ストレッチやヨガ、筋トレなどのカテゴリから選べる。歩数では当日はもちろん1週間、1カ月、1年分のデータや市内、町内でのランキングも見られる。同アプリ事業を担当する西東京市健康福祉部健康課では「新型コロナウイルスの影響でリモートワークになるなど、外に出て何か運動をという状態ではありませんが…。お買い物のときに自転車を使っていたのを歩いてほしいとか、そもそも自分が何歩くらい歩いているのかわからない方もいるので、そこから始めていただければ」と話す。

 同課によれば、昨年11月に導入し、今年8月31日現在で2939人が登録。利用者の平均年齢は48.8歳、働き盛り・子育て世代の20~50代が全体の約7割を占め、男女比は4:6、とくに30~50代の女性で40%以上を占めている。西東京市の女性は東京都のなかでも歩数が少ないというデータがあり、「あるこ」をきっかけに歩くことを意識してほしいと担当者。アプリ登録者の歩数(1日)を見ると、昨年11月の6268歩から今年4月には6894歩まで伸びているという。

 

ポイント、課題達成でプレゼントゲット

 

 18歳以上の登録者で月のポイントが1000以上になった人の中から抽選で毎月15人に1000円のアマゾンギフト券が当たり、これまでに205人の市民がゲットしている。また、数カ月に一度実施している「あるチャレ(「あるこ」でチャレンジ)」は、毎回設定されるチャレンジ課題を達成した人に抽選で市内の特産品や協賛品が当たる。課題は2月が「7日間連続で8000歩を達成しよう」、8月は「エクササイズ動画を15日間以上見て、トライしよう!」など。8月の協賛企業となったアスタ専門店街、大塚製薬、J:COMから買い物券、ドリンク、タオルなどの協賛品が計250点提供された。

 アプリのインフォメーションでは「みんなの体験談」として年代別の「あるこ」活用法などが紹介されている。

 「あるこを使ってから、近所をウロウロと歩くようになりました。普段は歩かない道を歩いて、珍しい表札のお家を見つけたり、かわいいペットと遭遇したり楽しんでいます」(70歳以上)、「ひばりケ丘駅の階段を歩いて上がるようになりました」(60代)、「あるこを始めたら、いびきが小さくなりました」(50代)、「目標歩数に足りなかったら、家で足踏みしたりして、体を動かすことに意識が持てた」(30代)

 また、「おすすめのウォーキングコース」として、いこいの森公園、関町公園、東伏見公園や小金井公園、東久留米の水辺など、市内や周辺地域の魅力を再発見できる情報も多い。この秋には、西東京市内で「あるこ」を使った大規模なウォーキングイベントも計画されており、登録者3000人突破も期待できそうだ。

 

「しゃきしゃき体操」にも注目

 

 「あるこ」で、ポイントを貯めるコンテンツのひとつになっている「西東京市しゃきしゃき体操」にも改めて関心が寄せられている。同体操は西東京市の歌「大好きです!西東京」に合わせて行えるオリジナルの健康体操。市民の要望を受け、早稲田大学の協力も得て平成19年にパート1(座位バージョン、いすバージョン)、22年にパート2(おとなバージョン、こどもバージョン)ができた。

 運動強度は座位、いす、おとな、こどもの順に強くなり、効果についてはパート1が「歩くスピードが改善」「階段の上り下りなど日常生活動作の改善」、パート2では「下肢の筋肉量が増加」「椅子の座り立ちにかかる時間短縮」、また1,2とも「バランス能力の向上」のデータも出ている。

 市では20年から毎月一回、市民向けにしゃきしゃき体操講座を開催しており、これまでに約2400人が参加したほか、地域でしゃきしゃき体操の普及などに協力する推進リーダーの養成講座を毎年開催。40~70代で、「地域に貢献したい」「ラジオ体操の会をやっている」人など約80人が推進リーダーになり、体操講座や各地域での普及促進に尽力している。市健康課の担当者は「運動不足を感じている方、体力や筋力をつけたい方、音楽に合わせて楽しく運動をやりたい方は、『あるこ』をきっかけにしゃきしゃき体操にもぜひ取り組んでいただければ」と呼びかけている。

 

記者も登録してみた

 

 記者も、8月中旬に「あるこ」に登録した。まず、「グッピーヘルスケア」のアプリ(QRコード)をダウンロード。記者のスマホはアンドロイドなので、歩数データ連携のために必要なアプリ「Google Fit」を「Playストア」からインストールしてプロフィールなどを入れた後、グッピーヘルスケアでもプロフィール、体重や一日の歩数の目標などを入力。さらに西東京市のページを選択、地域名を登録して完了した。

 

QRコード

西東京提供のアプリダウンロードのQRコード

 

 まずはわかりやすい歩数をチェック。ふだんから市内にあるいこいの森公園でランニングもしており、通勤なども含めて日に1万歩はカタい。登録している地域・谷戸町(217人登録)での1位を目指したいと意気込むが、「かなりいいところまで行っただろう」と思っても今のところ町内で3位が最高だ。

 

あるこ

記者のスマホの「歩数ランキング」画面。市内で49位、町内で6位!(クリックで拡大)

 

 ほかに体重や睡眠の記録、また西東京市の体操「しゃきしゃき体操」も初めて体験、「あるこ」で再生される体操の動画もわかりやすく、動画のバックに流れる市の歌も初めて知った。「みんなの体験談」を読んで、自分も「最寄りのひばりケ丘駅の階段を上るようにしよう」と決意を新たにしたり、紹介されている周辺地域のウォーキングコースに食指をそそられたり。いずれは歩数ランキングで町内1位、そして市内1位になるべく励みたいと思っている(もちろんAmazonギフト券ゲットも!)。
(倉野武)(写真は、筆者提供)

 

【関連情報】
・健康ポイントアプリ「あるこ」 (西東京市Web

 

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