グリーンロードで満開の桜ライトアップ 小平ふるさと村では落語や曲芸
花曇りの暖かい日曜となった3月27日。桜の満開が予想され、まん延防止措置の全面解除後初の休日とあって、小平グリーンロード(狭山・境緑道)には終日、多くの人々が繰り出し、緑道沿いの小平ふるさと村やあじさい公園では春恒例のイベントが催された。(写真は、ライトアップされた満開の桜。3月27日午後7時14分、あじさい公園前)
グリーンロード沿いのたけのこ公園では、昼前から七分咲きの桜の下にシートを広げて歓談したり食事をしたりする家族連れでにぎわった。
小平ふるさと村では午後1時から「第13回小平ふるさと村寄席」が開かれた。2008年に始まったこの催しは、コロナ禍のため3年ぶりの開催。築200年ほどの古民家を高座とし、40人分の客席は感染に配慮して初めて屋外に設けられた。昨年、真打ちに昇進した弁財亭和泉による落語「寿限無」や新作落語、若手太神楽師の鏡味仙成による茶碗回しなどの曲芸が披露され、立ち見を含めて約70人の温かい喝采を浴びていた。
日が落ちると、西武新宿線小平駅南口からあじさい公園までの緑道沿い約500メートルの桜27本を投光器で照らし出す「桜・ライトアップinこだいら」が始まった。
一眼カメラでベストショットを狙うアマチュアカメラマンや、スマホで記念写真を撮る家族連れなどで辺りは活気づいた。3月16日に始まったライトアップは4月3日まで午後6時半〜8時半に実施される。
(片岡義博)
【関連情報】
・小平ふるさと村寄席(小平ふるさと村)
・桜・ライトアップinこだいら(こだいら観光まちづくり協会)
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