小平市が東大和市と図書館相互利用へ 隣接する全市と協定締結
小平市と東大和市は4月12日、図書館の相互利用に関する協定を締結した。5月24日からそれぞれの市民が双方の図書館で本を借りることができるようになる。小平市は3月に小金井市とも同様の協定を結んでおり、今回の協定で隣接するすべての市の図書館との相互利用が可能になった。
貸し出し可能な本やCDの点数、貸し出し期限は、基本的に当該図書館の規定に準じる。例えば現在、小平市立図書館で図書・雑誌の貸し出し、予約点数はそれぞれ10冊までだが、小平市民が東大和市立図書館を利用する場合、12冊まで借りることができ、6冊まで図書館や公式ホームページで予約できる(東大和市民は12冊まで予約可)。
小平市は1991年に東村山市や田無市、 保谷市(両市とも現西東京市)、清瀬市、東久留米市と協定を結び、図書館の相互利用サービスを開始した。2013年には国分寺市、19年には立川市と協定を締結し、同様の取り組みを進めてきた。東大和市は2003年に東村山市、12年に武蔵村山市、15年に立川市と図書館の相互利用協定を締結している。
(片岡義博)
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