旧東大農場を横切る都道の一部が8月2日に交通開放 西東京3・4・9号保谷東村山線の約700メートル
西東京市北原2丁目の谷戸新道から旧東大農場(東大生態調和農学機構)を横切り、西原町3丁目の所沢街道に抜ける東京都の地域幹線道路「西東京3・4・9号保谷東村山線(Ⅰ期)」の一部、約700メートルの工事が進み、8月2日午前11時から交通開放されることになった。東京都が7月15日に発表した。(写真は、北原2丁目の谷戸新道から交通開放区間を望む)
東京都建設局道路建設部によると、西東京3・4・9号は幅員が16メートル。Ⅰ期工事は約1.4キロあるが、今回交通開放されるのは谷戸新道(西東京3・4・20号)から旧東大農場を横断し、所沢街道の六角地蔵交差点先までの706メートル。Ⅰ期の事業期間は2011年度から2023年度まで。所沢街道や北原交差展の渋滞解消、災害時の避難路確保なども目指している。東村山に通じる残り約700メートルも早期開通を目指すとしている。
谷戸新道から伏見通り(調布保谷線)までのⅡ期約1.2キロも用地買収が進んでいる。事業期間は2015年度から2027年度までとなっている。
東京都建設局の北多摩南部建設事務所は「新型コロナ感染の拡大による緊急事態宣言が出ていることもあり、2日の交通開放で、記念式典は予定していない」という。
(北嶋孝)
【関連情報】
・西東京3・4・9号保谷東村山線 交通開放(東京都)
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