
西東京市の明保中学校で「どんど焼き」 保谷第二小は「無観客」、上向台小は中止
正月に飾った門松やしめ縄などを持ち寄って焼く「どんど焼き」が1月9日、西東京市の市立明保中学校(市内東町1丁目)と保谷第二小学校(柳沢4丁目)で実施された。明保中校庭には約1000人が集まり、正午過ぎから焚き上げた。保二小は受け付けのみ。午後4時過ぎから無観客実施となった。上向台小学校はコロナ感染のリスクを考慮して昨年に引き続き中止した。昨年は3カ所とも中止。今年は三者三様の対応になった。
明保中学校の会場は、西門でマスクの着用などコロナ感染防止のチェックを受け、しめ飾りなどを受け付けに預ける。正午過ぎからボランティアで参加した明保中、青嵐中の生徒の司会で開会式が始まった。
実行委員会の川合真理子会長が最初にあいさつ。「昨年出来なかったので、今年は気持ちをこめて準備した。こんなに大勢の方々に集まっていただき感謝します」と述べた。司会役の中学生も「やぐら用に40本の竹を切って用意した。これまで毎年、大変な作業をしていたと分かった」「ちらしを配ったら住民の方々が快く受け取ってくれた。地域に支えられていると実感した」と話した。
このあと市消防団の出初め式から駆けつけた萱野洋副市長、木村俊二教育長、明保中の宮本尚登校長があいさつ。午後0時15分過ぎに点火。保谷和太鼓会メンバーの太鼓が力強く響く中、門松や松飾りなどが炎に包まれた。
主催した実行委員会によると、この日は住民とスタッフ合わせて約1000人が集まった。コロナ感染防止のためお汁粉などの振る舞いは控えた。
(北嶋孝)
【関連情報】
・令和3年度どんど焼きについて(明保中学校)
・保二小どんど焼き実行委員会(facebook)
・上向台どんど焼き(facebook)
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